『ショーペロ』これもまたイタリア文化

こんばんは、あいか(@aikanium)です。

イタリアに住んでいると、よく耳にする単語 sciopero(ショーペロ)。
イタリア語でストライキの意味。
学校、タクシー、病院、お店、飛行機のショーペロなど様々な団体、組合のストライキがしょっちゅうあります。

もはやイタリアの負の文化のひとつ。と、私は思います。

だって何十年も前から同じことを繰り返しているにも関わらず
いっこうに国が良くなっているとは思えないんだもん。。

正直、ショーペロに参加している人たちはその他大勢の巻き込まれる人の事を考えずに自分達の不満をまき散らして街を汚して荒らしているようにしか見えません。

例えば、ひどいのが学生のストライキ。
イタリアと日本の教育環境は大きく違い、こちらは私立か公立かで学校の質がだいぶ違います。
私の通っていた現地の私立高校は特にストライキを起こす公立学校生のターゲットにされていて、ストライキの度に学校の目の前を、スピーカーで大音量の音楽を流しながら大行進(有に千人以上のデモ)され、校舎に生卵を投げつけられたり、スプレーで落書きされたり、こちらが何事かと窓から顔を出すとデモ参加者全員から大ブーイング。というのがしょっちゅうありました。
当時、イタリアに来たばかりの私は、その見た事もない光景に本当に驚きました。

そして生活の上で一番困るのが公共交通機関のショーペロ

2、3ヶ月に一度Sciopero nazionale(またはSciopero generale)と呼ばれる国全体で行われる公共の交通機関のストライキがあり、だいたいその日の【朝8時45分~15時】と【18時~最終】がストライキの時間帯。
一気にバス、トラム、地下鉄、電車が街から消えます。
走っていてもscioperoの時間が始まったらバス停や駅にいる客を無視して通りすぎます。

そして困るのは定期的に行われるものではないのでいつストライキの日が来るか予測できず、(そしたら予定とか調整できるのに!)
数日前に駅などで放送され、その時初めて知らさせるのです。

実は今日もストライキの日で、何日か前から告知されていました。結局9時から13時までで終わりましたが。

ほとんどの確率で金曜日に行われるので、市民、いや国民の生活に支障を大きくきたしながらも、そんな事お構いなしに、ただ3連休が取りたいだけに実行しているとしか思えない。
あり得ない話だと思うかもしれないが、イタリア人ならやりかねない。。
「しっかり仕事してるから休ませてくれよ。」ならまだ分かる。
でも、公共の乗り物は時間通りに来ない事も多々あるし、汚いし、運賃は値上がりしたし。

そして国民はこのフレーズで、まとめる。というか、あきらめる。
“QUESTA E’ L’ITALIA.” 「これがイタリア。」

観光客のみなさんもイタリア滞在中に「ショーペロ」という単語が聞こえたら要注意ですよ!

ではまた!