鍵っ子ゼロ!なイタリア、そのワケ。

こんにちは、あいかです。

このブログでも何度か日本が普通じゃないんだよ、という話をしていますが今日もそんな話になります。

鍵っ子ゼロなイタリア

この頃は日本も物騒になってきていますが、イタリアでは昔から子供の一人歩きが一切許されません。(私の経験からイタリアと書きますがヨーロッパ諸国はだいたい同じかと思います。)
たとえ一人でなくとも小学生以下の子供が保護者の同伴なしで道を歩いていたり、乗り物に乗ることはありません。

だから日本にいる時に電車の中とかで制服をピシっと着て一人で通学している子とかを見ると、「えらいのぅ…うぅ」と涙ちょちょぎれそうになります。これほんとです。それくらいイタリアにはないレアな光景なんです。

ではイタリアではどうしているかというと、必ず親、もしくはベビーシッターさんが送り迎えをします。なので鍵っ子はゼロなのです。

ミラノに引っ越して来たばかりの時、私は高校1年生だったので問題なかったのですが弟は小学5年生でした。私と弟は同じ私立の学校に通っていたのですが、学校が偶然にも家の真ん前でした。それでも両親は朝と放課後、必ず弟の送り迎えに行っていました。

決してうちの親が過保護なわけではなく、子供を一人で帰らせると他の親たちが心配するんです。というか「なんで子供を一人にしてるの!!ありえないわ!!」みたいなお怒りを受けます。それくらいシビアなことなのです。

そして余談になりますが送り迎えのお父様お母様がおしゃれなんですよね。さすがミラネーゼ達だと思った出来事のひとつです。ジャージにサンダル姿の人なんて絶対にいません。(笑)
うちの親も家の前の横断歩道を渡るためだけにきちっとした格好をして行っていたのが懐かしいです。

子供の一人歩きに厳しい理由

なんでここまで子供の一人歩きに対して厳しいのか。

それはお察しの通り治安が悪いからです。イタリア、に限らずヨーロッパはスリや置き引きだけでなく子供の誘拐というのも発生しているのです。自分の身近で起きたことがないので本当にあるのかなーと思ってしまいますが聞く話によると一度拐われると、即国外に連れて行かれて人身売買されてしまい、見つけ出すのはほぼ不可能だとか。こっわ…

前にも私が勤めていた会社のボス(女)に子供が生まれて、ボスが中庭(会社はマンションの中にありました)に赤ちゃんを乗せたベビーカーを置いたまま、ほんの一瞬室内に入ったら同じ建物内の奥の別事務所で働いていたボスの旦那が「目を離すなって言っただろ!拐われたらどうするんだ!!」と大激怒したこともありました。

日本の外に出るということ

だいたい悪いことをするのはイタリア人ではなく外国人だったりします。(あえて国籍は書きませんが…)なのでイタリア人のモラルを正すとかのレベルじゃなく明日を生きるために犯罪をしている人たちがわんさかいるわけです。

こういうことを書くととてもこわい国だと思われてしまうかもしれませんが、ある意味ではこれくらいの意識を持って海外に行った方がいいのかもしれません。

緊張感ゼロで楽しめる国なんてヨーロッパにはありません。これは断言できます。

日本の外に出たら日本で当たり前だった平和はないわけです。
誘拐はないにしても、気が少し緩んだ一瞬でスられたりするのは普通にありますから。

ちょっと脅しのような記事になってしまいましたが、、

日本より治安もよくないし不便だと分かっていてもやっぱり魅せられてしまうのがイタリアです。日本の生活レベルが普通ではないんだと感じること緊張感を持つこと旅(もしくは海外生活)の醍醐味と思えばいいんじゃないでしょうか。

ではまた!