イタリア語って敬語あるの?

こんばんは、あいかです。
今日は私の得意ジャンル「イタリア語」について初めての記事を書こうと思います。

イタリア語って敬語あるの?

よく日本の友人や仕事で関わる人に「イタリア語って敬語あるの?」とよく聞かれます。

答えは「ある」です。

でも、日本語のような尊敬語、謙譲語、丁寧語を使い分ける複雑なものとは違い、丁寧語だけなのでとてもシンプル。
そして敬語を使うべき人、使わなくてもいい人のボーダーラインも厳しくないので、とても楽。
1、2個年齢が違うなんてこちらでは同じ年同然。
私は個人的にはパッと見自分の年齢より20個上の人くらいから敬語を使うといった感じでしょうか。(ユルいw)

学生の時には教授には基本、敬語でした。
高校はとても厳しいカトリック系の学校だったので敬語MUSTでしたが大学はデザイン大学でファンキーな先生が多かったので(笑)先生は自ら「敬語じゃなくていいよー。」と言ってくることがほとんどでした。

イタリア語の敬語の仕組み

さて、ではイタリアの敬語とはどんなものかというと。

まず、イタリア語の主語について簡単に説明しておくと
一人称単数(私)→ io
二人称単数(あなた)→ tu
三人称単数(彼、彼女)→ lui, lei
一人称複数(私たち)→ noi
二人称複数(あなたたち)→ voi
三人称複数(彼ら、彼女ら)→ loro
が存在します。

普通の友達言葉(タメ口)では二人称単数の「tu」で相手を呼びますが、敬語では三人称単数の女性形「Lei」になります。←細かく言うと敬語の場合は必ずLが大文字になります。
つまり「貴殿・貴方・貴女」と、いった感じ。

イタリア語は主語によって、動詞の変化し、友達言葉か敬語かによって主語が変わるので、動詞の活用も変化する。という仕組み。

例としてよく使うフレーズだと
「すいません。」
イタリア語ではscusare。これは原型の形で直訳では「許す」という意味。
イタリア語では「すいません。」を「許して。」というscusareの命令形で言います。
tuが主語のタメ口だと”Scusa.(スクーザ)”
これがLeiが主語の敬語になると”Scusi.(スクーズィ)”になります。
この二つは文法の仕組みをしっかり理解していなくても
「ちょっとすいません」「失礼」「ごめん」などのニュアンスもあり、
レストランでウェイターさんを呼ぶ時、街で人にぶつかってしまった時など
頻繁に使うフレーズなので違いだけでも覚えておくと便利です。

敬語?タメ語?微妙な年齢差がある時に使えるフレーズ

そして相手が敬語を使わなくていい「アミーチ(友達)」と言えるのか微妙なときは
“Posso darti del tu?”(ポッソ ダルティ デル トゥ)と思い切って聞いてみます。
「Tuで呼んでもいい?」、つまり固い敬語を使わずに友達言葉で話そうよー。といったニュアンス。
そしたらほぼ100%の確率で”Sì, certo! (スィ チェルト)”=「はい、もちろん!」が返ってくるはずです。

また向こうが敬語で、遠慮しているようであれば“Dammi del tu.” (ダンミ デル トゥ)と言ってあげます。
「Tuでいいよ。」
つまり敬語じゃなく喋っていいよ。という意味です。

しかし、私の経験上、ほとんどの場合が確認せずとも慣れてくると自然にTuで呼び合い始めることが多い。
そこはやはりフランクな国イタリアだからこそ、といった感じです。

日本の敬語文化

日本は逆に敬語や上下関係にはとても厳しい国ですよね。
でも、日本の敬語は、相手を敬い、自分を謙う、というものだけには留まらない素晴らしい「文化」だと、母国を離れてから改めて思いました。
これから日本は、今よりさらに国際的な社会になっていくのは必然。そんな時代だからこそ私たちは今まで以上に日本語を意識して先人が守ってきた言葉の文化を大切にしていかなくてはならないのかもしれない。
26歳になって思います、綺麗な日本語を喋ることのできる大人ってかっこいいなと。
海外生活長かったとか帰国子女とか言ってもかわいくない年齢になってしまったし私もこのブログのライティングを通して磨いていかなきゃ。

ではまた!

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